中津川市は、将来発生する確率が高いといわれている南海トラフ地震の防災対策推進地域に指定されています。 もしも大地震等の災害が発生したら、聴覚障害者はどうなるでしょう。 音声による情報を得ることが困難な聴覚障害者は、災害の時には健聴者以上に大きな危険や不安や不便にさらされることになるでしょう。 しかも聴覚障害者は、外見からでは障害があることをわかってもらえません。 そこで、市民の皆様に「耳が聞こえない」ということを理解して頂き、可能ならば手を差し伸べて頂ける様に、また聴覚障害者が災害時に自分の身を自分で守れる様に、防災マニュアルを作成することが急務であるとして、2007年5月に中津川聴覚障害者協会、手話サークルすみれの会、それにかやの実会が合同でプロジェクトチームを立ち上げ、防災マニュアルの作成作業を進めてきました。そして、中津川市防災対策課及び障害援護課の監修のもと、2008年3月に防災マニュアルが完成しました。 防災マニュアルは現在回覧等を通じて市民の皆様に御覧頂いておりますが、何ぶんにも発行部数が少なく、なかなかすべての希望者の方々のお手元まで届かないのが現状です。 そこで、当ホームページからマニュアルをダウンロードして頂ける様に致しました。 是非一度御覧下さい。 |
このマニュアルは決して、危険を冒してまで聴覚障害者を支援することを推奨するものではありません。 災害発生時には、まず皆様ご自身とご家族の身の安全の確保を最優先に行動して頂くことは、改めて申し上げるまでもありません。 |
聴覚障害者防災マニュアル | 聴覚障害者支援マニュアル |
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聴覚障害者向け | 一般向け |
聴覚障害者向けに、日頃の準備や災害時の行動等について、イラスト入りでわかりやすく説明しています。 | 聴覚障害者が災害時に困ることは何か、どんな危険があるか、またコミュニケーションをとる方法にはどんなものがあるか等説明しています。 |
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